護摩供・諸祈願
護摩供とは、ご本尊である【お不動さま】の智恵の火で煩悩を焼き、厄を消除し、諸々の願い事が成就されるようにお祈りとお願いをする一番丁寧な修法です。当院では修験道に伝わる秘法【柱源護摩】を修法しています。 □修験道秘法中の秘法 『柱源護摩』 修験道は、奈良時代に日本古来よりの神道・自然崇拝(特に山岳信仰)と仏教が融合され、役行者(神変大菩薩)を開祖とし形成されました。山伏と呼ばれる行者は厳しい山岳修行を行い、山岳が持つ自然の霊力を身に付ける事を目的としました。 □密教の秘法「護摩」 密教では、現世利益を願い様々な祈祷が行われます。もっとも一般に行われる修法が「護摩」です。火は智慧の火であり、これをもって一切の煩悩や悪業を焼き尽くす利益があるとされ、多くは大日如来の教令輪身である不動明王を本尊にして、護摩壇を建立し、炉に火を点じ護摩木を燃やし、火中に五穀など供物を投じて本尊を供養することによって皆様の願いを達するよう祈願します。 □柱源護摩 修験道に密教の護摩を取り入れ修法されているのが「採灯護摩」です。しめ縄で結界を張った中心に大きな木を組み、その周りで行者(山伏)がお経を唱えます。皆様も一度はテレビや書籍などでご覧になったことがあるかと思います。『柱源護摩』は「採灯護摩」と違い堂内でを修法します。『柱源護摩』は修験道の秘法中の秘法とされ、有資格者にしか伝法が行われません。修験道の中でも特に御利益がある修法です。 □護摩札・御守り 護摩祈願で、皆様の願い事が書かれた護摩札・御守りを開眼します。開眼とはお不動さまの分身が御札や御守りに宿ることを言います。これによって、御札・御守り自体が【お不動さま】となります。 |
1月 元旦 元旦大護摩供(午前7時・9時・11時) 1月28日 初不動大護摩供(午後1時・3時・7時) 2月節分 節分會大護摩供 ※(午後7時) 5月28日・9月28日 大護摩供(午後7時) 12月冬至 星祭大護摩供(午前11時・午後2時) ※節分會は本堂には上がれません。後日の引き渡しとなります。予めご了承ください。 不動尊縁日大護摩供 毎月28日 通常午前11時 お不動さまのご縁日の毎月28日に厳修します。通常午前11時を予定していますが、厳修時間が変更となる場合がございます。予めご確認をお願いいたします。 各護摩供の2日前までにお申し込みください |
各御祈願(下の各祈願をご参照ください)を承ります。各種御祈願の際には予め電話予約が必要となりますので、下記までご連絡ください。 ※当院での各祈願は数え年でおこなっております。そのため『節分/立春(例年2月4日頃)』が一年の変わり目となります。 厄除けや方位除け・鬼門除けなど、年ごとにおこなう祈願は1月28日の初不動護摩又は節分會護摩(例年2月3日)にておこなうことをお薦めいたします。 |
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